今日ご来店のお客様は、洗浄作業用の防護服でした。
ご来店いただいた方にはいつも、どのようにして当店にお越しいただいたかをお尋ねしています。
テレビで防護服を扱っているお店と紹介されていたのを覚えていらっしゃって来られたとのこと。
先日の朝の番組でと言われていました。おそらくJ:COM「かつみ、さゆりのなかよしがいちばん」
でしょう。

 作業内容をお聞きすると、アルカリ洗浄剤を使っての作業。
現在は、作業服の上からカッパを着用して行っており、洗剤に負けるのでなんとかしたいとのこと。
液体の防護なら
タイケムC型
タイケムF型
のどちらかになります。

当店の防護服はあらゆる化学物質に対して透過データテストが行われています。
その洗剤が、どんな化学物質でできているかわかればどちらの防護服が最適か判断がつきます。
今回は、そこまでは知らないというので正確なアドバイスができなかったのは残念でした。
タイケムC型、タイケムF型の両方を試着され着心地からタイケムC型にされました。本来は、着心地ではなく透過データで判断してもらうのですが今回は仕方がありません。

 タイベック製防護服についてあまりご存じない場合、よく質問されるのが「洗濯できますか?」ということ。
 当店が扱っている防護服は、すべて1回着たら廃棄処分にするのが前提になっています。

1.2次汚染につながる
危険物が付着した服を洗濯すると、危険物が排水とともに外に拡散することになるのでおすすめできません。
2.性能がおちる
使い捨てを前提に製造されているので、洗濯で縫製部分がほつれる可能性があります。
また、
タイケムC型は、タイベック生地にポリマーコーティングをしている。
タイケムF型は、タイベック生地にポリマーコーティングをし、さらにフィルムを貼っています。
洗濯により生地がいたみ防護性能がおちる可能性があります。

以上の安全に作業していただくために、使い捨てをお勧めしています。

 

201611031